FXで有用なスキャルピングは、バイナリーオプションにも適した手法なのか?

 

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先日、ユーザーさんから質問をいただきました。

『FXでは主流のスキャルピングは、バイナリーでも使えますか?』

という内容でした。

 

そこで今回は、スキャルピングがバイナリーオプションでも使えるかを検証していきたいと思います。

 

FXの取引スタイルとバイナリーオプションとの違いとは?



スキャルピングを説明する前に、FXの主な手法と、バイナリーオプションとの違いを簡単に説明したいと思います。

まずはその違いですが、バイナリーオプションとFXの最大の違いは、売買のタイミングです。

 

バイナリーオプションは、取引時間が決まっています。

取引時間は、1分・5分・15分・30分・60分(1時間)・24時間(1日)と取引所によって様々です。

エントリー時の価格に対して、指定された時にレートが高くなっているか、安くなっているかを当てるのがバイナリーオプションです。

 

対してFXは、売買のタイミングをユーザーが決められます。

基本としては、安く買って高く売ることができれば、利益を出すことができます。

この売買のタイミングがバイナリーオプションとFXの一番の違いです。

 

それともう一つの違いは、FXの場合は購入時のレートよりも低くなってしまった場合、損失になります。

この損失を少なくするために『損切り』という手法を使いますが、これはまた別の話になります。

(実際この『損切り』はなかなか難しいんですが、説明は別の機会に譲りますね)

 

対してバイナリーオプションの場合は、指定時のレートが高くなっているか、低くなっているかに賭けるので、通貨ペアの取引レートが高くなろうが、低くなろうが利益を出すことができます。

 

この点も、FXとバイナリーオプションの大きな違いです。

 

FXの取引スタイルは、その期間によって名称が分かれています。

  • 一度買ったら、数ヶ月から年単位で保有し続ける『長期保有』
  • 数日から1週間ほどで取引をする『スイングトレード』
  • 最もメジャーな『デイトレード』
  • 一日に何十回〜何百回とトレードを繰り返す『スキャルピング』

大まかに分けて、この4種類になります。

 

それぞれの特徴として、『長期保有』は、ゆったりと資産を運用することができます。

それに期間が長いので値幅が大きく変わる可能性があり、大きな利益を出すことが可能になります。

 

『スイングトレード』も、日足や週足などを見ながらゆったりトレードをします。

こちらも、一度に狙う値幅を大きくできるのが特徴です。

この『長期保有』と『スイングトレード』の二つは、バイナリーオプションにはない取引方法になりますね。

 

一方で『デイトレード』は、最もポピュラーなトレード方法です。

バイナリーオプションでも日足や時間足でトレードされている方がいらっしゃると思いますが、デイトレードはそれと同じスタイルになります。

一度持ったポジションは、基本的にその日の内に決済する方法で、FXの王道スタイルになります。

 

それに対して『スキャルピング』とは、1日のうちに何度も取引を繰り返す手法です。

バイナリーオプションの1分足や5分足のトレードのように、細かく何度も取引をくり返して、細かく利益を積み重ねていく手法になります。

 

実はスキャルピングには、「動物の頭の皮をはぐ」という意味があります。

 

育毛剤で『スカルプ』なんとかっていう商品がありますが、スカルプとは英語で頭皮のことです。

動物の頭の皮をはぐように、一度の利益は僅かですが、それを繰り返すことで利益を重ねていきます。

 

では実際に、どのような取引を行うのかをみていきましょう。

 

FXでは主流のスキャルピングとは?


最初に貼ったこちらの画像ですが、これは忍システムのチャート画像(5分足)です。

通貨ペアとしてはドル・円になります。

画像にあるように、細かく買い[buy]と売り[sell]を繰り返すのが、スキャルピングになります。

 

例えば、青の取引でしたら、買った時が108.31円で売った時が108.38円となります。

差額は0.07円ですから、1万ドル購入していたとしても、700円の儲けにしかなりません。

でもこれを何十回、何百回と繰り返したら、それなりの額になっていきます。

 

黄色の取引だと、0.025円の差額しかありませんが、白の取引だと、0.15円の差額になります。

1万ドル購入していたとすれば、黄色では250円の利益しかありませんが、白だと1,500円の儲けが出ることになります。

 

実際にはもっと細かく、場合によっては数銭から数十銭というわずかな利幅を狙って、一日に何度も取引を繰り返して利益を積み上げていくのがスキャルピングです。

そのため、狙っている利幅が極端に小さいという特徴から高いレバレッジが必要になり、リスクも高くなります。

 

スキャルピングを行う際は、相場にある程度の動きが必要で、値動き(ピプスの幅)が大きい相場の方が良いことになります。

ただし、極端に激しい変化があると、スプレッドが広がったり、自分の予想とは逆に動いた時の損失が大きくなってしまいます。

慣れるまでは、比較的値動きが緩やかで相場を読みやすい、東京市場やヨーロッパ市場を狙う方がいいでしょう。

 

こうした細かな取引を繰り返して利益を積み重ねるのが、FXの『スキャルピング』になります。

 

バイナリーオプションでスキャルピングは可能か?


ここまで書いてきましたが、ある事にお気づきになりませんか?

それは、

「スキャルピングって、バイナリーオプションの普通のエントリーと一緒じゃん」

ってことなんです。

 

しかも、FXのスキャルピングには、バイナリーオプションに比べて3つの大きなデメリットがあるのです。

 

そのデメリットとは、

  • 大量の資金が必要になる(若しくは、レバレッジの倍率を上げる必要がある)
  • 得られる利益が小さい
  • 拘束時間が長い

この3点です。

 

例えば、同じことをバイナリーオプションでやった場合どうなるかを考えてみましょう。

先のスキャルピングのケース青の場合、5分取引でも、15分取引でも、30分でも、1時間でも勝てています。

ケース黄色の場合は、5分と15分では勝っていますが、それ以降は負けになります。

ケース白の場合は、ケース青と一緒です。

 

先のスキャルピングの時の自己資金は1万ドルですから、約100万円になります。

バイナリーオプションでの投資額は、自己資金の5%が一般的ですから、それぞれに5万円でエントリーしたと仮定しましょう。

 

バイナリーオプションの配当は取引所によって変わりますが、勝利した場合、平均的に掛け金が1.8倍になって戻ってきます。

普通に5分足でトレードをした場合、3回勝利していますから、5万円×1.8×3回 = 27万円の利益になります。

 

先のスキャルピングで得た利益は、700円 + 250円 + 1,500円 = 2,450円ですから、100倍以上の差になるわけです。

 

それにスキャルピングを行う場合、利益を確実にする(利益を確定する)ためには、チャートとにらめっこを続けなければなりません。

でもバイナリーオプションだったら、3回で15分の取引時間しか必要ないのです。

スキャルピングのように、細かく取引を繰り返す必要はありません。

1日のうちに数回、チャンスと思われるタイミングでエントリーして確実に勝てば良いのです。

 

このように、細かいエントリーを繰り返す『スキャルピング』を、バイナリーオプションでやるメリットはほとんどありません。

逆に言えば、バイナリーオプションのエントリーそのものが、『スキャルピング』と同じだと言ってもいいくらいなのです。

 

バイナリーオプションでは『スキャルピング』に意味はないのか?


ここまで説明してきたように、バイナリーオプション取引自体がスキャルピングのようなものなのです。

ですので、スキャルピングをバイナリーオプションで行う意味はないように思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 

長年FXで使われ、培われているスキャルピングのテクニックを使えば、バイナリーオプションでもっと大きい利益が稼げる可能性があります。

なぜなら、FXは値幅が利益になる(高く上がれば上がった分利益になる)ので、1分程度の時間では大した利益にならない場合がほとんどです。

 

でもバイナリーオプションは、勝てばほぼ倍の金額が戻ってきます。

 

この利益率の差は歴然でしょう。

 

歴史が長く、より研究されているFXのスキャルピングのテクニックは、バイナリーオプションにも活かせるものが多くあります。

なので、ここからはFXのスキャルピングテクニックをより掘り下げて見てみましょう。

 

スキャルピングのテクニックをバイナリーオプションで活かすためには?


スキャルピングの取引方法は十人十色ですが、バイナリーオプション攻略でも使えるものをあげるとしたら、以下の3点になると思います。

 

  • レジスタンスライン・サポートライン(抵抗線支持線)を抜けた後の順張り
  • レンジ相場での逆張り
  • 大きく動いたあとのリバウンド

 

知らない人にとってバイナリーオプションは、相場が「上がるのか?」それとも「下がるのか?」に賭けるだけの、極めて単純で簡単なもののように思われがちです。

確かにそういう一面はあるでしょう。

 

でも今挙げたように、チャートの読み方やエントリータイミングを見極めるテクニックが必要であることは間違いありません。

勝つために、負けないために、そして利益を出すためには、相場の読み方やテクニックが必要になるのです。

 

とはいえ、スキャルピングを行う時のように、「チャートに貼り付いたまま」というのはあまりに効率が悪すぎますし、時間もかかってしまいます。

そこで、スキャルピングのテクニックを活かしつつ、かつ時間を短縮し効率を上げるためにも、シグナルツールを使うことをオススメします。

 

バイナリー・オプション・ジャパンでは、1分足用のシグナルツールとして、忍極(しのびきわみ)システムを。

5分足用のシグナルツールとして、忍(しのび)システムをご用意しています。

 

(以下の画像は、忍システムのチャート画像になります。)

どちらのシグナルツールも、他の時間取引に対しても十分に満足していただける勝率を誇っていますが、それぞれが得意とする時間取引を持っています。

そしてその時間に合わせた最適なパラメーターで作りあげています。

 

もちろん、『忍』や『忍極』のシグナルツールシステムを使えば、十分にバイナリーオプションで勝つことは可能になります。

でも、この二つのシグナルツールに、先の『スキャルピング』のテクニックを併用すれば、さらに勝率を上げることができるのです。

 

『スキャルピング』のテクニックだけでなく、また『忍』や『忍極』のようなシグナルツールだけでもない。その両方を併用することでさらに勝率を上げることが可能になり、満足していただける結果を出すことができるのです。

 

まとめ

今回は、『FXで有用なスキャルピングは、バイナリーオプションに適した手法なのか?』と題してお伝えしてきました。

 

記事の中でも繰り返しましたが、FXのスキャルピングはバイナリーオプションの取引と非常に似ています。

ですので、スキャルピングで使うテクニックをバイナリーのトレードに応用することは可能です。

 

ただ、スキャルピングのデメリットである、

  • 大量の資金が必要になる(若しくは、レバレッジの倍率を上げる必要がある)
  • 得られる利益が小さい
  • 拘束時間が長い

ということを考えると、スキャルピングのテクニックをそのまま使うことは、あまりお勧めできません。

 

そこで、BOJがオススメするのが『忍』や『忍極』などのシグナルツールです。

一般的なシグナルツールは、それを使ったからと言って必ず勝てるとは限りません。

でもBOJが自信を持ってオススメする『忍』と『忍極』のふたつのシステムは、それ単体で十分に勝てるレベルです。

 

先のスキャルピングで使うテクニックを知っているのとそうでないのとでは、大きな開きが出てしまう場合があります。

そこで少しでも勝率を上げるために、この二つを併用してトレードされることをオススメします。

 

バイナリーオプションを始めるのなら、スキャルピングの手法である以下の3点

  • レジスタンスライン・サポートライン(抵抗線支持線)を抜けた後の順張り
  • レンジ相場での逆張り
  • 大きく動いたあとのリバウンド

この言葉を理解するくらいの勉強や実践は、やはり必要になります。

 

相場を読んで、インジケータと相場サイクルを利用して賭けていくというのは、FXではよく知られているテクニックですが、これをいきなり初心者ができるわけではありません。

それなりの経験とテクニックが必要になるというのは周知の事実です。

 

これは、バイナリーオプションの場合も同じです。

 

ネット広告や口座開設アフィリエイトのような、「上がるか?」「下がるか?」の2択を当てるだけの簡単なゲームである。

という、簡単なイメージだけで始めると痛い目を見ることがあります。

バイナリーオプションの場合、相場の判定時間やエントリー時のズレなどを考慮して、FXより正確にエントリーしなければならないという側面があるのです。

 

BOJでは、この記事のように使える相場のテクニックや情報をお知らせしていますし、ご購入いただいたユーザーのサポートもしっかりやっています。

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また、分からないところや、「こういったの場合どうすればいいんですか?」という質問がある場合も、必ずLINE@の方まで連絡ください。

 

是非、僕らBOJを有効活用していただいて、うまくトレードをして、本当にいい人生を過ごして欲しいと思っています。

 

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