2019/03/21
バイナリーオプションで儲かる人と失敗する人の特徴は?
はじめに
今回のテーマは「バイナリーオプションで儲かる人と失敗する人の特徴は?」です。
バイナリーオプションの『バイナリー』とは、2進数のことです。
2進数というのは、デジタルのことで『1』か『0』かという意味になります。
バイナリーオプションは、為替レートを使ったトランプゲームのHigh&Lowのようなものです。
High(1)か、Low(0)か。
5分後に為替レートが今より上がっているか。それとも下がっているかを当てるものです。
非常に簡単なルールなので、これまで投資未経験の方や初心者の方に向いています。
ただ簡単とは言っても、それはルールが簡単なだけで、実際にそのゲームをやってみないとわからないことがあります。
先ほどのHigh&Lowゲームでも、カードを出す時や引く時の駆け引きがあるのです。
同じように、バイナリーオプションを始めた人の中にも、「儲かる人」と「失敗する人」に分かれてしまいます。
その違いはどこから生まれてくるのでしょうか?
そこで今回は、「儲かる人」と「失敗する人」の特徴を比べて、そこから解決策が見つけられないかを探っていきたいと思います。
なぜ儲かる人と失敗する人が出るのか?
バイナリーオプションには『勝率56%を確保すれば儲かる』という話をこちらの記事で書かせていただきました。
もしまだ読まれていない方がいらっしゃったら、ぜひ呼んでくださいね。
簡単なルールの、しかもトランプゲームに例えられているバイナリーオプションで、勝率56%と聞いたら、多くの人が
「コレってイケるかも?」
と思いがちです。
でも本当にトランプゲームのHigh&Lowをやった時に、あなたの勝率は何%だったのでしょうか?
勝率56%を確保できていたでしょうか?
多分、正確に答えられる人はいないと思います。
そんなデータを取ったことがある人はまずいません。
もし万が一、あなたがそのデータを取っていた上で、「バイナリーオプションはイケる!」と思ったのなら、あなたは間違いなくバイナリーオプションで儲けることができます。
逆に失敗する人というのは、この段階をスルーします。
「勝率56%なんて、半分ちょっと勝てばいいだけだろ? 簡単だよ」
といった具合に軽くスルーしてしまうのです。
ここに大きな落とし穴があるのです。
勝率56%ってどれくらい?
バイナリーオプションのルールは簡単です。
High(上)か、Low(下)かにかけて、当たれば勝ち。外れれば負けです。
勝てば掛け金はほぼ倍になって返って来て、負ければ掛け金は没収されます。
つまりこのバイナリーオプションで勝率56%というと、100回勝負をして56回勝てばいい。
ということになるのですが、実際にはどうなのでしょう。
どうして、儲ける人と、失敗する人が生まれてしまうのでしょうか?
この勝率56%を甘く見て(先ほどの例のようにスルーして)、実際にやってみて資金を無くしてしまった人の例は、挙げればきりがありません。
試しにGoogleで『バイナリーオプション』と『失敗』と入れて検索してみてください。
約30万件もの記事がすぐにヒットします。
上の画像がそれですが、「2ヶ月足らずで計200万を溶かした・・・」なんて言う、ちょっとショッキングな見出しもあるほどです。
実際に何も知らないまま、バイナリーオプションの勝率56%に挑むと、こんな結果が待っていると言う現実があるのです。
ここで少し話は変わりますが、勝負の世界という意味で、プロ野球とJリーグを見てみたいと思います。
以下の表は、プロ野球の2018年シーズン終了時の年間打率のベストテンです。
バッターは、打てば勝ち。打てなければ負けです。
ところがこの打率を見ていただくとわかると思いますが、打率(勝率)4割に達している選手はいません。
次にJリーグです。
こちらは一昨年(2017年)のシーズンシュート率ランキングのベスト10です。
同じく、オレンジの欄を見てください。
シュートの決定率が30%を超えている選手は、4人しかいないのです。
プロ野球、Jリーグという勝負の世界を見ると、ともに勝率56%どころか、40%にも到達していません。
これを見たら、勝率56%というのがかなり難しいと理解してもらえると思います。
つまり最初の段階で、「勝率56%なんて、半分ちょっと勝てばいいだけだろ? 簡単だよ」とスルーしてしまった人は、この難しさを知らないので、失敗して当然になってしまうという訳です。
儲かる人は真似る人
投資を始めて儲けている人というのは、ほぼ間違いなく儲けている人を真似ています。
こう言うとすごく当たり前のことで、単純だと思われるかも知れません。
でも事実ってそういうものなんです。
事実ってすごく単純で、分かり易いものなんです。
唐突ですが、『コロンブスの卵』の逸話をご存知でしょうか?
クリストファー・コロンブスといえば、アメリカ大陸、そして大西洋航路を発見したことで有名な冒険家です。
コロンブスは、彼の成功を妬む人々から「アメリカ大陸は行けばあったのだから、誰にでも発見することができた」と言われました。
するとコロンブスは、その人たちに向かってテーブルの上にあった卵を持って、
「この卵を立てて下さい」
と言いました。
そこにいた人々は我先に挑戦しましたが、誰一人できませんでした。
そして、できなかった人々はコロンブスに向かってこう言いました。
「できるのならやってみせろ!」
そう言われたコロンブスは、卵の殻を割って卵を立てて見せたのです。
そして、「誰にできることでも、最初に実行し成功するのは難しい」と言って、彼を妬む者達を黙らせました。
先ほど、勝率56%がかなり厳しいということはお伝えしました。
でも世の中には、その勝率56%以上を確保して、実際に儲けている人たちがいます。
投資だけで生活している人たちが実在しているのです。
投資だけでサラリーマンでは実現できない世界を生きている人がいるのです。
ところが儲けている人を見て、色々なことを言う人達がいます。
コロンブスを妬んでいる人達のように、成功した人を妬んで、文句を言っているだけでは何も変わりません。
それどころか、逆に『コロンブスの卵』の逸話のように、恥ずかしい思いをするだけです。
それよりも、儲けている人を真似て、自分も儲けられるようになる方が近道です。
コロンブスが発見した、アメリカ大陸は一つしかありませんでした。
だからその一つを発見されたら、次はなかったのですが、バイナリーオプションは違います。
勝率56%を確保できるようになれば、自分も儲かるのです。
勝率56%以上を確保している人を真似れば、自分も儲かるようになれるのです。
だから、儲かる人というのは、今儲けている人を真似ることから始める人なのです。
武術の伝承とはすなわち模倣から始まるのだ
画像引用元:https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/kenichi/
真似る人が儲かるという話をもう少し続けたいと思います。
私の大好きなアニメ『史上最強の弟子 ケンイチ』に、この章のタイトルにもなっている言葉が出てきます。
主人公のケンイチが敵と戦っている時に、自分の技をことごとく防がれてしまう状況を逆転するために、師匠の技の真似をし始めます。
敵は師匠の真似をするケンイチに向かって「このサル真似野郎が!」と言い放ちますが、その時に師匠の真似をしてケンイチはこう言うのです。
「武術の伝承とはすなわち模倣から始まるのだ」
これを聞いた時、私はもうシビれちゃいました!
それは真似ることは恥ずかしいことと思っていた私にとって、ものすごいインパクトを与えてくれたからです。
『史上最強の弟子ケンイチ』は、毎日6人の師匠から死ぬほど(笑)鍛えられています。
『ドラゴンボール』の孫悟空も、亀仙人に修行してもらっています。
『はじめの一歩』の幕内一歩も、鴨川会長に鍛えられています。
『ワンピース』のルフィも、冥王レイリーに修行してもらってます。
みんな強くなるために、大きくなるために、教えを乞い修行しています。
私自身も、投資家として独り立ちするまでは、いえ、独り立ちした今でも、多くの方に教えてもらい、そして鍛えていただいています。
でも最初は、すごく抵抗を感じていました。
本当にこれで良いのかと思っていました。
自分が歩んでる道が正しいのか分かりませんでした。
でも今なら確信を持って言えます。
「武術の伝承とはすなわち模倣から始まるのだ」と。
ここでいう「武術」は全てのことに置き換えられます。
バイナリーオプションにも、投資にも、ビジネスにも、仕事にも。
世の中の様々なものの全てに置き換えることができるのです。
そしてこの言葉に素直に従えない人は、失敗する人だと。
バイナリーオプションで儲けたければ、まずは勝率56%の法則に近づくために、儲けている人を真似て、学ぶ。
それが一番最短距離を走れる唯一の方法なのです。
失敗する人も儲かる方法はあるの?
では、失敗する人は失敗するしかないのでしょうか。
確かに、失敗する人のままでい続けるのなら、失敗し続けるしかないと思います。
でもお伝えしたように、真似て学ぶのなら、その道から抜け出せるのです。
一番の方法は、相談する人・質問できる人を作ることです。
どんなことでも同じです。
仕事で分からないことが出てきた時、あなただったらどうしますか?
ゲーム攻略が進まない時、あなたはどうしているでしょう?
スマホが故障したらどうするでしょうか?
知っている人に頼りますよね。
仕事でわからないことが出てきたら、その仕事を知っている先輩や上司に聞きますよね。
ゲーム攻略が進まなかったら、攻略サイトを見て先に進んでいる人の書き込みを見ますよね。
スマホが故障したら、お店に行って店員さんに相談しますよね。
それと何一つ変わりません。
だから、自分が成功できるか、それとも失敗してしまうかの自信が持てないならば、それを教えてくれる人を見つけることから始めましょう。
教えてくれる人を真似て、学べば、あなたは失敗する人から、儲ける人になることができるのです。
このように、失敗する人を儲ける人にできるのが、チームです。
以下の表を見てください。
これは最初に例に挙げた、プロ野球チームの勝率です。
優勝しているチームは56%以上の勝率に達しています。
そしてこちらはJリーグです。
Jリーグは勝ち点制なので、勝率は出ていませんが、1位の川崎フロンターレの勝率は61.8%です。
こちらも56%を超えています。
個人成績で56%を超えることは、非常に難しいことです。
ほぼ不可能と言ってもいいほどです。
でも、チームで挑めばその可能性が拓けてきます。
簡単ではありませんが、個人でできなかったこともチームでならできてしまうのです。
失敗する人は個人でいる人が多いですが、儲ける人はチームやグループに入っている人が多いです。
投資の世界で巨額の利益を出している投資家のことを『機関投資家』と言うのですが、この『機関投資家』というのは、個人投資家の拠出した巨額の資金を、株式・債券等で運用・管理する社団や企業、財団のことです。
このように多くのお金を儲けるために、より多くのお金が集まる集団に属することは、世界中の投資家が行なっていることであり、それを真似ないのは失敗してしまう可能性を増大させることに他なりません。
専門家にお金を預けて、その人たちに資金の運用を任せているのです。
投資のプロと呼ばれる人たちが、このような方法を取っているのです。
儲けられない。
失敗してしまう人たちが、『個人で儲けられる』と思っていることなど、まさに幻想そのものなのです。
まとめ
ボタンの掛け違いは最初の一つ目で起こります。
途中でかけ間違いをする人はまずいません。
でもそれに気がつくのは一番最後になってからです。
最後に気がついていてはもう遅いのです。
もう一度最初からやり直すしかありません。
そしてやり直すためには、それまでやってきたことをゼロに戻すしかないのです。
だから、最初の一歩をどう踏み出すかが大切になります。
個人で始めるのか?
それとも儲けている集団に入るのか?
ここで『踏み出さない』という選択肢はありません。
一歩を踏み出さなければ、何も変わらないからです。
もう一度繰り返します。
最初の一歩をどう踏み出すのか?
その選び方が何よりも重要です!
バイナリーオプションで勝つために。
バイナリーオプションの勝率56%の壁を突破するために。
どんな選択肢を選べば良いのか?
でも、多くの人はそれを知らずに選んでしまいます。
なぜ、バイナリーオプションで儲かる人と失敗する人が出てしまうのか?
その答えは先ほど言ったように、ボタンの掛け違いのような単純なことなのです。
この記事でたどってきたように、
- 勝率56%の難しさを知る
- 勝率56%を超えている人を真似る。学ぶ。
- 個人で始めるのではなく、儲けているチームに入る。
ということを知る必要があるのです。
今個人で儲けている人も、その成長過程で必ずこの道を通っています。
私自身も、今振り返ると間違いなくこのルートを通ってきました。
だからバイナリーオプションで儲けたいと思うのなら、今バイナリーオプションで儲けている人から学び、それを真似て、自分に合う方法を探して欲しいと思います。
そして、個人で始めるのではなく、儲けているチームやコミュニティに入って、サポートしてもらえる体制を手に入れて欲しいと思うのです。
というわけで今回のテーマは「バイナリーオプションで儲かる人と失敗する人の特徴は?」でした。
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